Posts categorized “___11.無意識の写真日記\"LifeSlice\"”.

2002年ライフスライス最初の企画書

「ライフスライス」は911の年の12月に
ニューヨークに行き、おもちゃデジカメチーズで
10分おきに手動で撮影した経験をベースに
考えたものでした。
そのアイデアを最初に見せたいと
思った人は文化人類学者の竹村真一先生
でした。そのころ、ユビキタスマンという
名前で竹村先生と名刺交換をしたことが
あったのでさっそくこれを持っていきました。
竹村先生は「触れる地球」というデバイスを
開発していたので、地球のデータだけではなく
地球で生活する人々の記憶や体験もそこに
入れましょう!という文脈でした。
その後、竹村先生とは尾道でどこでも博物館
というQRコードを使った地域情報プロジェクトで
ライフスライスをサンプリング方法のひとつとして
採用していただき、コラボレーションしました。
「ライフスライス」の最初の企画書のpptは
ハードディスクの破損で現存していないのですが
pdfだけ残っていたので今回公開してみます。
PDFファイル(700kb)を表示


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シブヤ大学農村体験のライフスライス

shibuya-satomiLS.jpg
田んぼに素足で入り、たくさんのおたまじゃくしに
くすぐられながらの雑草むしり。
取れたての竹の子や山菜のてんぷらを
出会ったばかりの仲間と食べる夕食。
植物の名前を覚えながら山道を歩き
滝にたどりつく。
その頃にはみんな、家族のようなムード。
たった1泊2日なのにずっといたかのような気分。
都会時間がリセットされ心地よい疲労感に
帰りのバスは寝息が漏れる。
シブヤ大学+関東ツーリズム大学の共同企画
「農村里美の“日常”体験」からの1コマでした。


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ライフスライス"トラックバックステーション"

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「ライフスライスダイアリーキット」は販売は終了していますが、ご希望の方に無料でリースしております。ご利用の方で、「ライフスライス」に関するエントリーをお書きになる場合はこちらまでトラックバックをお願いいたします。現在4キット貸し出し中です。まだ6キットありますので、「無意識の写真日記」にご興味ある方はお気軽にミクシィからメッセージ下さい。

関連エントリー
ショーケース・オブ・ヒマナイヌ~LifeSlice/Howdy?/PodWalker/PlaylistTV…etc


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ショーケース・オブ・ヒマナイヌ~LifeSlice/Howdy?/PodWalker/PlaylistTV…etc




2008年3月16日(日)、六本木の東京ミッドタウン内「インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター」で行われたテクノロジーデモンストレーションイベント第1回「DEMOsa」で来場者アンケート評価ナンバー1を獲得したヒマナイヌの10分間プレゼンテーションを採録。

【概要】
ヒマナイヌは、「視点を変えて物事を新しく捉えなおすこと」をテーマに研究活動を行っている会社です。5分ごとの自動シャッターを搭載したネックストラップカメラで体験を記録する「LifeSlice」、被写体と撮影者の間のレンズとボディをなくしたフレーム構造両眼デジタルカメラ「Howdy?」、地図から視覚情報を削除した耳で聞く地図「PodWalker」、YouTubeの映像を文脈を変えてカットアップする「PlaylistTV」などをご紹介します。1分に1つのネタが繰り出すDEMOsa史上もっともスピーディなプレゼンテーションをどうぞお楽しみください。(当日のパンフレットより)

なお、第二回の「DEMOsa」が5月18日に予定されておりプレゼンテーターをこちらで募集中。


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ライフスライス:10枚の写真によるコラム

おもちゃデジカメのチーズは液晶がなくファインダーもなかった。そのカメラは本体から枠のようなものがプッシュされ「だいたいそこを覗いたところが写るかんじね」というアバウトなものだった。このカメラは97枚撮影するとPCに転送しなければいけなかった。
たった97枚かよ!と思ったがふと考えると1日97枚撮るなんてことはあまりない。自分で撮影している限りは旅行でもなかなか撮れない枚数だ。でもカメラが自ら撮影したら・・・。それがライフスライスのはじまりだった。
(写真左下のブルーのカメラ)
LS001.jpg
人が自分の意志で活動している時間が1日16時間だと仮定したら10分ごとに撮影するとちょうど1日が100枚になる。そんなアイデアを友人に言いまわっていた。するとある日、プロダクトデザイナーの友人が「それができるカメラみつけた」とSVXというカメラを持ってきてくれた。
LS002.jpg
驚いたことに、10分ごとのインターバル撮影を続けても1日バッテリー交換が不要で首からかけるのに苦にならない重量のおもちゃカメラだった。伊東屋でみつけたフィンランドのケータイホルダーがこれにすっぽりはまった。
LS003.jpg
早速それをキットにしてライフスライスに興味がある友人たちと実験をはじめた。デザイナーの友人はイメージイラストを起こしてくれたので、雑誌の連載やウェブのトップなどに使わせてもらった。当時年間500人程度の人と名刺交換していたが出会った人すべてにプレゼンしていた。
LS004.jpg
撮影したものはウェブで共有したり、印刷してみたりした。アナログの写真で言うところのベタ焼きのスタイルはおもしろかった。写真の裏には本人がライフスライスを見ながら思い出して書いたコメントが記入されている。
LS005.jpg
1枚1枚を切り抜いてパラパラ漫画にしてみるとまた不思議な感じがした。自分の記憶を遡っていくような今まで感じたことのない感触だった。走馬灯のように思い出す、というフレーズがあるがあれってこういう感じかもと思った。
LS006.jpg
将来、ライフスライスという概念が拡大したらこんなギフト缶があったらどうかな?と思って作ったのが「ある1日の世界のライフスライス缶」だった。自分がライフスライスしたデータをネットで送信すると世界中からランダムに選ばれた10カ国10人の同じ日のスライスがパックされるというものだ。
LS007.jpg
自分が生きていること、世界の誰かも生きていること。そのどれもがかけがえのない1日であること。手の中で映画のフィルムのようにプリントされたライフスライスを見てそんなことを実感してもらえたらいいなと思った。
LS008.jpg
しばらくプラスチックのホルダーで活動していたが、フェリシモのキーケースがぴったりフィットすることが分かった。人型になると急に女の子受けが良くなった。カメラではなくキャラクターになり感情移入がしやすくなったからだ。
LS009.jpg
しかし既存のフェリシモのケースは底が抜けておりカメラの固定に適していなかったので神戸の本社に行き直接デザイナーを口説いてライフスライス専用のフェリシモホルダーを作ってパッケージにして販売した。オレンジとジーンズのホルダーは好評だったので初代iPod shuffle用にも販売した。
LS010.jpg
こうして2002年からはじめた活動を通じて知り合ったメンバーと設立したのがヒマナイヌという会社であある、僕らの夢はやはりオリジナルのカメラを作りたいということにある。ここにあるのはデザイナーの友人が当時起こしてくれたスケッチ。
最近はSNS、ブログ、フリッカー、YouTubeなどに個人が撮った写真や動画が溢れている。カメラは高画質、高機能、低価格化が進みスマイルシャッターなどのロボット化が進み始めたばかり。
自分を知り、世界を知るための「ライフスライス」という哲学を改めて世に問いてみたい。
(続く)


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